日本国内のみならず世界中で社会現象を巻き起こした大ヒットダークファンタジーアニメ『進撃の巨人』。2013年の第1期放送から10年以上の時を経て、ついに物語は完結を迎えました。しかし、長きにわたる放送の歴史や「The Final Season」と銘打たれた度重なる分割放送、総集編などの構成の複雑さから、「結局アニメは全何話あるの?」「どこからどこまでが何期なのか分からない」「正しい見る順番を知りたい」といった疑問を持つ視聴者は後を絶ちません。
本記事では、これまでのテレビシリーズや完結編の放送話数、各シーズンの構成を公式データに基づいて分かりやすく解説します。総話数の全容や、これから鑑賞する人が迷わないためのポイントを紐解いていきましょう。
アニメ「進撃の巨人」は全何話?第1期から完結編までの全放送話数と構成の全貌

テレビアニメ『進撃の巨人』は、2013年4月の第1期放送開始以来、複数の制作会社(WIT STUDIOからMAPPAへのバトンタッチなど)や放送枠を経て、壮大なスケールでアニメ化されてきました。全体の総話数は、各シーズンの細かいパートをすべて積み上げると計88話にのぼります。
多くのファンや視聴者が混乱しやすい最大の理由は、「The Final Season(ファイナルシーズン)」という名称でありながら、それが一区切りではなく数年間にわたる複数回の分割放送(パート1、パート2、パート3前編・後編など)として展開された点にあります。それぞれの期がどのような話数構成になっているのか、詳細を確認していきましょう。
第1期から第3期までの放送話数とエピソード展開
物語の原点となる前半のテレビシリーズは、緻密に張られた伏線と圧倒的なアクション作画によって世界中のアニメファンを釘付けにしました。各シーズンの放送話数や特徴は以下の通りです。
■ 第1期(2013年4月〜9月放送):全26話(本編25話+総集編1話)
毎日放送ほかにて放送された記念すべき第1作目です。原作冒頭から、主人公エレンたちが暮らすウォール・マリアの崩壊、そして調査兵団への入団を経て、第850年のストヘス区における女型の巨人との激闘を描いたエピソードまでが丁寧に映像化されました。なお、第13話と第14話の間には、これまでの戦いを振り返る総集編(第13.5話)が挟まれています。
■ 第2期(2017年4月〜6月放送):全12話
第1期の放送終了から約4年の歳月を経てスタートした待望の第2期です。ウォール・ローゼの内部にまで巨人が侵入した事件を発端に、調査兵団の仲間たちの秘密や「獣の巨人」の初登場、そしてエレン自身の持つ隠された能力の片鱗が次々と明かされる濃密な12話となりました。
■ 第3期 パート1&パート2(2018年7月〜2019年7月放送):全22話(パート1:12話、パート2:10話)
第3期は分割2クール形式で放送されました。前半のパート1(第38話〜第49話)では、人類同士の争いである「王政編」が描かれ、中央第一憲兵団との壮絶な頭脳戦やエレンの父親が残した地下室の秘密へと迫るドラマが展開されました。後半のパート2(第50話〜第59話)では舞台を再びウォール・マリア奪還作戦に移し、人類と巨人の歴史の真実が明かされる歴史的なターニングポイントが描かれました。
The Final Season(第4期)の複雑な構成と完結編までの話数一覧
物語の核心に迫る「The Final Season」は、これまでの体制を大きく刷新し、全人類の運命をかけた最終決戦を描く集大成として展開されました。段階的に分割されて放送されたため、全体の流れを把握しておくことが重要です。
■ The Final Season パート1(2020年12月〜2021年3月放送):全16話
マーレ国側の視点から物語が幕を開け、これまでの壁の中の世界とは異なる残酷な国際情勢や、ライナーやジークたちのバックグラウンドが描かれました。
■ The Final Season パート2(2022年1月〜4月放送):全12話
地鳴らしの発動へと向かうエレンの暴走と、かつての仲間たちが「世界を救う」ために苦渋の決断を下す泥沼の総力戦へと突入していく緊迫感あふれる12話となりました。
■ The Final Season 完結編(前後編・特別番組として放送):実質2話(前半:1時間スペシャル、後半:完結)
2023年3月に「前編(1時間スペシャル)」がテレビ放送され、同年11月に「後編」が放送されることで、原作の結末までのアニメ化が完全完結しました。
これらすべてのシーズンを整理した一覧表を以下に示します。
| シーズン名 | 放送時期 | 話数構成 | 主な内容・テーマ |
|---|---|---|---|
| 第1期 | 2013年4月〜9月 | 全26話(本編25話+総集編1) | 巨人の襲撃、訓練兵団入団、ストヘス区の戦い |
| 第2期 | 2017年4月〜6月 | 全12話 | ウォール・ローゼの脅威、獣の巨人登場 |
| 第3期 パート1 | 2018年7月〜10月 | 全12話 | 王政編(対人戦闘、ケニー、地下室の鍵) |
| 第3期 パート2 | 2019年4月〜7月 | 全10話 | ウォール・マリア奪還作戦、海の向こうの真実 |
| The Final Season パート1 | 2020年12月〜2021年3月 | 全16話 | マーレ編、エルディア人の立場と国際情勢 |
| The Final Season パート2 | 2022年1月〜4月 | 全12話 | 地鳴らしの脅威、同志の決別と激突 |
| The Final Season 完結編 | 2023年3月 / 11月 | 前編(1時間)/ 後編 | 終局の戦い、エレンと仲間たちの結末 |
アニメ『進撃の巨人』の正しい見る順番と迷わないためのポイント
「これから『進撃の巨人』を見始めたいけれど、どこから手をつければいいのか分からない」という声も多く聞かれます。基本的には、複雑なスピンオフや劇場版の総集編を除けば、テレビシリーズの本編は公開順にそのまま視聴するのが最もおすすめです。
例外として、各期の間には主要キャラクターの過去や特定の視点を深掘りするOAD(オリジナルアニメーションDVD)作品や、劇場版用の総集編映画が存在します。これらは物語の根幹に直接影響する必須の必須プロセスというよりも、世界観をより深く味わうための「補足エピソード」的な位置づけとなります。そのため、まずは純粋に第1期から第3期、そしてThe Final Seasonの各パートを順番に追っていくのが、ストーリーの感動を最も損なわずに楽しめる王道のルートです。
【進撃の巨人アニメ何話まで】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アニメ『進撃の巨人』の完結編は、映画化されたのですか?テレビで見られますか?
A1:The Final Season完結編は、テレビにて特別番組(前編・後編)として放送されました。後に各配信プラットフォームなどでも分割配信されており、テレビ画面やネット配信を通じて自宅で通して視聴することが可能です。
Q2:総集編や映画版は、本編の代わりに見て話を進めても大丈夫ですか?
A2:総集編映画はこれまでのダイジェストをまとめたもののため、細かい伏線やキャラクターの心理描写が省略されている場合があります。物語のディテールをしっかりと理解したい場合は、テレビシリーズの本編を第1話から順に追うことを強く推奨します。
Q3:The Final Seasonのパート1から完結編までを一気に見る場合、何時間くらいかかりますか?
A3:The Final Season(パート1、パート2、完結編)の全話を合わせると約30時間前後のボリュームになります。第1期からの全88話を含めると数十時間に及ぶ大作となるため、週末や長期休暇を利用して計画的に鑑賞するのがおすすめです。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
『進撃の巨人』のアニメシリーズは、第1期の放送開始から完結編の放送終了まで、日本のテレビアニメ史に燦然と輝く圧倒的なクオリティとストーリーテリングで駆け抜けました。全体の総話数はテレビシリーズベースで計88話+完結編特別番組という大ボリュームでありながら、どのエピソードも緻密に計算された伏線と人間ドラマに満ちています。
これから視聴を始める人も、改めて全話を振り返りたい人も、公開された順番に沿ってじっくりと追っていくことで、この作品が持つ真のメッセージと圧倒的な没入感を最大限に味わうことができるでしょう。細かく分かれた話数や構成に惑わされず、ぜひ壮大な人類の物語の結末をご自身の目で確かめてみてください。