毎日のヘアセットの中で、手軽にすっきりとまとめられるお団子ヘアは、定番でありながら今やトレンドを押さえたおしゃれの必須テクニックです。しかし、「ゴムだけだとどうしても崩れてしまう」「ボブやミディアムの長さだとまとまりにくい」「高めの位置で作ると野暮ったくなってしまう」といったお悩みを抱えている方も少なくありません。不器用さんでも失敗せずにこなれ感を出せる作り方を知りたいという声は後を絶ちません。
本記事では、基本のゴムだけでできる簡単なお団子の結び方から、ボブ・ミディアム・ロングといったレングス別の可愛い髪型アレンジ、さらに崩れにくいピンなしのテクニックや韓国風のルーズなこなれ感を出すコツまで、プロの視点で徹底的に解説します。毎日のスタイリングを格上げするヒントをぜひ見つけてみてください。
「お団子の作り方髪」の基本!ゴムだけで崩れない失敗しない結び方

お団子ヘアを美しく、かつ長時間崩れないように仕上げるための最大の要点は、ベースの「土台作り」と「固定方法」にあります。ピンを使わずにゴムだけでしっかり留める方法をマスターすれば、オフィスからお出かけまでどんなシーンでも安心して過ごすことができます。まずは最も基本となる、シンプルかつ崩れにくいお団子の作り方の手順を確認していきましょう。
最初に行うべき大切な準備は、髪全体に少量のヘアバームやスタイリングオイルを馴染ませることです。パサつきを抑え、まとまり感を出すことで、髪がパラパラと落ちてくるのを防げます。続いて、手ぐしでざっくりと髪をまとめたい高さに持ち上げ、シリコンゴムや太めのヘアゴムでしっかりと結びます。このとき、最後の毛先を完全に抜き切らずに「お団子の輪っか」を作っておくと、後からの調整がスムーズになります。
輪っかから余った毛先は、ゴムの根元にぐるりと巻き付けてピンで留めるか、ゴムの隙間に挟み込んで固定します。さらに「ゴムだけ」で頑丈に仕上げたい場合は、ポニーテールにした毛束をあらかじめゆるく三つ編みやロープ編みにしてから根元に巻き付けると、髪の毛の摩擦で崩れにくさが格段にアップします。最後に、結び目を片手で押さえながら、トップやサイドの毛束を指先で少しずつ引き出して立体感を持たせれば、こなれたニュアンスが完成します。
長さ別・お団子の作り方アレンジ(ボブ・ミディアム・ロング)
髪の長さによって、お団子の作り方や向いているアレンジ手法は大きく異なります。短めのボブからロングヘアまで、それぞれのレングスに合わせた最適なアプローチを整理しました。
| レングス | おすすめのスタイル・結び方 | 崩れにくくするコツ・注意点 |
|---|---|---|
| ボブ | ハーフアップお団子、または低い位置で作るシニヨン | 短い襟足の髪は無理にまとめず、落ちる後れ毛として活かす。シリコンゴムを複数使用する。 |
| ミディアム | ざっくりまとめるニュアンスお団子、ローポニー風アレンジ | ベースに波ウェーブやコテで巻いておくと、まとめたときに崩れにくくボリュームが出る。 |
| ロング | 高めのお団子(ハイシニヨン)、三つ編み巻き付けお団子 | 髪の重みで下がってきやすいため、ベースの結び目を固く結び、ピンで要所を補強する。 |
ボブヘアの場合、全体の髪の長さが足りずにお団子から毛先がポロポロと落ちてしまうことがあります。そのため、耳から上の髪だけをまとめる「ハーフアップお団子」にするのが最も簡単でおしゃれに仕上がります。また、低い位置で小さくまとめる「低めシニヨン」にする場合は、落ちてくる短い襟足の髪をあえて残し、コテで軽く巻いてニュアンスを出すと今っぽい雰囲気が演出できます。
ミディアムヘアやロングヘアは、長さとボリュームがあるためアレンジの幅が広がります。ミディアムの方は、ポニーテールを作ったあとに毛束をねじりながら根元に巻き付ける王道の作り方が一番スピーディーです。ロングの方は、あらかじめ三つ編みを作ってからお団子状に丸めると、崩れにくさが保たれるだけでなく、編み目のデザインがアクセントになって華やかな印象を与えられます。
高めのお団子の作り方と、韓国風ルーズヘアの演出テクニック
トレンド感のあるお団子スタイルといえば、高めの位置で作る「ハイシニヨン」や、韓国のアイドルやインフルエンサーの間で人気の「ルーズなお団子」です。しかし、高い位置で作ると重みで頭皮が引っ張られて痛くなったり、時間が経つと崩れてきたりするお悩みもよく聞かれます。
高めのお団子を綺麗に作るコツは、あごのラインと耳の上を結んだ延長線上(ゴールデンポイント)で髪をまとめることです。下を向いた状態で髪を集めると、頭頂部にしっかりとボリュームのある位置をキープしやすくなります。結ぶときは、頭皮が痛くならない程度にしっかりめに結んでから、お団子の輪っかの部分を左右に引っ張って少し大きく広げると、バランスの良いシルエットになります。
さらに韓国風のこなれ感を出すためには、「きっちり作りすぎないこと」が最大のポイントです。お団子を作ったあと、額の生え際や耳の後ろ、えり足から「後れ毛」を少量引き出し、ヘアアイロンでゆるやかな S 字のウェーブをつけます。この一手間を加えるだけで、作り込んだ感のない、アンニュイで洗練された雰囲気に仕上がります。
【お団子の作り方髪】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:不器用でピンを使うのが苦手ですが、ピンなしでも崩れませんか?
A1:はい、シリコン製の小さなゴムを2本以上使用すれば、ピンを一切使わなくても十分に崩れないお団子が作れます。毛先をゴムの結び目にしっかり挟み込むか、結ぶ前に髪を軽くねじっておくことでホールド力がアップします。
Q2:髪の量が多すぎて、お団子にすると大きくなりすぎてしまいます。どうすればいいですか?
A2:毛量が多い方は、ポニーテールを作ったあとに毛束を2つに分けてそれぞれの方向へねじり合わせる(ロープ編み)か、あらかじめ三つ編みにしてから巻き付ける方法がおすすめです。ボリュームが分散され、コンパクトですっきりとしたシルエットになります。
Q3:日中に崩れてきたときのおすすめのお直し方法はありますか?
A3:崩れてきた部分の毛束を一度手ぐしで優しくほぐし、浮き出た短い毛をヘアバームやスティック型のワックスでなでつけるように落ち着かせます。もしお団子自体がほどけてしまった場合は、一度すべてほどいてゴムで結び直す方が綺麗に仕上がります。
まとめ:失敗しないお団子作りの判断基準と今後のヘアスタイリング
お団子ヘアは、一見すると難しそうに思えるスタイルでも、髪の長さや自分の毛質に合わせた結び方のコツを掴むことで、誰でも簡単にバランスの良い仕上がりを実現できます。ボブやミディアムならハーフアップや低めの位置を活用し、ロングなら高めの位置や三つ編みを取り入れるなど、レングスに合わせた選択が失敗を防ぐ大きなポイントとなります。
毎日の忙しい朝でも、ヘアバームの準備やシリコンゴムの活用といった基本のテクニックを意識するだけで、崩れにくくお洒落なヘアスタイルを長くキープできるようになります。ぜひご自身の髪の長さに合ったアレンジを試して、毎日のヘアセットを楽しんでみてください。