2021年に開催された東京オリンピック(第32回オリンピック競技大会)は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態に見舞われ、史上初の1年延期を経て開催されました。長期間にわたる準備と度重なる方針変更の末に行われた大会において、最も注目を集めたイベントの一つが「いつ開催されたのか」というスケジュールに関する詳細です。
本記事では、当時の公式発表資料や報道各社の記録に基づき、東京オリンピックの開会式が実施された正確な日程や時間、無観客開催に至った経緯、そして当時の詳細なスケジュールをわかりやすく解説します。
2021年東京オリンピックの開会式はいつ・何時に開催されたのか

2021年の東京オリンピックにおける開会式の正確な開催日時は、2021年7月23日(金)の夜20時からスタートしました。会場となったのは、東京都新宿区にある国立競技場です。
当初は2020年の夏に開催予定だった東京オリンピックですが、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受け、2020年3月に大会の1年延期が正式決定されました。これにより、開会式の日程も1年スライドされ、2021年7月23日というスケジュールに変更されたという経緯があります。
式典の様子は世界中にテレビ中継され、厳しい感染対策が講じられたスタジアムの中で、簡素化されつつも趣向を凝らした演出が繰り広げられました。
開催期間とスケジュール全貌:いつからいつまで行われたのか
東京オリンピックは、開会式の日だけでなく、全体の開催期間としても大きな注目を集めました。大会全体の日程は、開会式の数日前からスタートしています。
競技自体は開会式前の7月21日から一部の競技(ソフトボールやサッカーなど)が先行して始まり、閉会式が開催された2021年8月8日までの合計17日間にわたって熱戦が繰り広げられました。直後のパラリンピックも含め、感染対策と競技運営の両立が求められる異例のスケジュールとなりました。
| 項目 | 日程・詳細 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 大会開催期間 | 2021年7月21日 〜 8月8日 | 合計17日間にわたり33競技339種目を実施 |
| 開会式 | 2021年7月23日(金) 20:00開始 | 国立競技場にて無観客で実施 |
| 閉会式 | 2021年8月8日(日) 20:00開始 | 国立競技場にて大会フィナーレ |
| 会場 | 国立競技場(メインスタジアム)ほか | 首都圏および各地方の競技会場 |
なぜ「無観客開催」になったのか:コロナ禍と開催の経緯
2021年の東京オリンピックを語る上で欠かせないのが、大会直前に決定された「無観客開催」という厳しい決断です。大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、東京都、日本政府の5者協議により決定されました。
当時、日本国内では新型コロナウイルスの変異株による感染再拡大(第5波の兆候)が見られ、東京都に対して4度目の「緊急事態宣言」が発出されることが決定していました。これに伴い、安全・安心な大会運営を最優先する観点から、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県などの首都圏会場における一般観客の入場を取りやめ、原則として無観客で行うことが急きょ発表されたのです。
これにより、国立競技場で行われた開会式も、一般の観客を一切入れない異例の無観客形式となりました。アスリートや関係者、メディアのみが参加する静まり返ったスタジアムでの開催は、従来の五輪像とは大きく異なる歴史的な光景となりました。
演出チームの変更や直前の混乱:開会式を巡る舞台裏
2021年の開会式に至るまでには、新型コロナウイルスによる日程変更だけでなく、演出を担う制作チームの相次ぐ刷新やトラブルなど、数々の困難な経緯がありました。
当初、開閉会式の演出はクリエイティブディレクターの野村萬斎氏らを統括とするチームが率いていましたが、コロナ禍による大会簡素化の要請に伴い演出方針が変更され、2020年末には演出チームが解散・再編されることになりました。加えて、大会直前には過去の発言や不祥事を理由に関係者が相次いで辞任・解任される事態が発生し、開会式直前の限られた時間の中で急きょプログラムや演出の修正を余儀なくされました。
こうした逆風の中、日本の伝統文化やピクトグラムのパフォーマンス、アーティストによる音楽などを融合させた演出が組み立てられ、最終的に世界に向けて発信されました。
【オリンピック開会式いつ 2021】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2021年東京オリンピックの開会式は何日に行われましたか?
A1:2021年7月23日(金)の夜20時から開催されました。
Q2:開会式が行われた会場はどこですか?
A2:東京都新宿区にある新国立競技場(メインスタジアム)です。
Q3:なぜ無観客で行われたのですか?
A3:新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都に緊急事態宣言が発出されたことなどから、安全・安心な大会運営を最優先して原則無観客での開催が決定されたためです。
まとめ:異例の2021年大会が残した教訓と歴史的意義
2021年東京オリンピックの開会式は、2021年7月23日夜に国立競技場で無観客という形で開催されました。1年の延期、コロナ禍における度重なる方針変更、そして直前の演出体制の混乱など、幾多の困難を乗り越えての実施となりました。
無観客というかつてない環境下で行われたこの大会と開会式は、感染症対策と大規模国際スポーツイベントの両立という点で世界的な教訓を残しました。当時の詳細なスケジュールや経緯を振り返ることは、スポーツと社会のあり方を考える上で今なお重要な意味を持っています。